初ライドならぬ初ポタリング
彼岸に入りようやく厳しい冬の寒さも和らいできた。
天気は快晴、気温は10℃超え、先日街乗り愛車で初ライドならぬ初ポタリングに行ってきました。
まず向かったのは新発田城。
私の子供の頃は掘の周りは自衛隊の練兵場があるだけで観光客は皆無、通行人が通るだけで人影はまばら、でも閑散とした新発田城の雰囲気は歴史を感じさせるものでした。
この城は鎌倉幕府初期に新発田氏によって築城され、新発田氏が上杉氏によって滅亡、上杉氏の移封に伴い溝口秀勝が居城をここに選びました。
その後時代は流れ陸軍の歩兵第16連隊が置かれ、今では自衛隊が城の隣に置かれています。
昭和初期頃本丸に中学校があった時期もあったとの事、こんな片田舎にも色んな歴史があったのだなと…
その時々の情景を思い描くと、ちょんまげ頭の侍、坊主頭の中学生、足にゲートルを巻いた軍人、当時生きた人達を垣間見たような気になります。
50年後、100年後この辺はどうなっているのだろう？
今のままで変わらないだろうか…いや、それは無いだろう
でも全く想像がつかない(笑)
今では練兵場は芝生で覆われ、堀部安兵衛の銅像が建てられ、新発田城址公園と名を変え観光客や市民の憩いの場となっています。
新発田城を後にし、加治川へ。
変哲のないただの川なんですが、河川敷のわずかな幅のコンクリートを走るのが好きなんです。
距離も大してないのですが、ここは人が殆ど来ないので静か、のどかな雰囲気が気に入っています。
他愛もないポタリングでしたが、これが結構気分転換になり明日からまた頑張ろうと思えます。
1日丸々時間ができたら次はロード初ライド、楽しみです！
