daruma のブログ

スキー、ロードバイク、ヘミシンク、他等々を記録も兼ねて書き綴ります。

今回の大雪被害に思う【雑感】

今回東日本を中心に記録的な積雪がありました。


私の住む地域は雪国で 生活に関連する積雪について話したい事があったりもしますが…今回被害にあわれている方もいらっしゃいますので控えるつもりでした。


ただ、ここ最近の政治の動きなどを含めたメディアから感じる風潮が気になっていたので少しだけ書こうと思った次第です。


先日 東京都知事選がありましたが 結果的に介護や待機児童などの福祉に関する問題が争点の一つになっていた印象があります。


対して細川元首相は脱原発を訴え郵政解散選挙を思い起こさせる選挙運動を行いましたが、都知事選の最大の争点には到りませんでした。


このところの自民党原発再稼働を肯定する動きや都知事選の結果をみた時、日本での原発の危険性に対する意識が薄まってきているように感じます。


もっとも共働きの世帯が多くなり、少子高齢化時代の行政に求められる役割を考えた時 選挙の結果も当然のようにも思いました。


ただ今回の積雪による被害をニュースで見て気になった点があります。


まず積雪により生活がたちいかなくなった人達がいたこと。


そして農作物に被害がでて市場の野菜が品薄状態になったこと。


被害にあわれた方がいるので心苦しく思いますが誤解を怖れずに言えば、積雪による被害は一時的なもので融雪、除雪によって今回の困難な状況は回復すると考えます。


国や地方の行政が災害対策の一つに定め、一定の被害の防止を望めるようになるかもしれません。


ですが もし仮に、前述の被害二点が原発事故によるものだったとしたら回復しない土地がでてしまうのでは…ふと頭をよぎりました。


私の住む地域が例年よりも積雪が少ないにもかかわらず、普段は積雪量の少ない地域に多くの雪が降った


ある意味異常気象的な出来事でしたが
だからこそ、そんな違和感のなかで一連の出来事から感じるものがあります。


こちらの地域も揃って大雪が降り、生活に多少なりとも支障があれば考えなかったと思いますが、むしろ少ない積雪の中での出来事だったので変に冷静なのかもしれません。



今回の出来事をうけて、災害にあう度に考えなければいけない問題があるように感じています。